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遊びを通じた学び、幼児教育と小学校のつながりを探る



文部科学省は、新1年生の小学校入学を控える4月に、幼稚園や保育所、認定こども園などでの遊びを通じた活動と小学校教育の接続を意識してもらうために、『幼児教育と小学校教育がつながるってどういうこと?』という解説資料と動画コンテンツを作成しました。



これは、2021年度に設立された「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」の活動の一環で、幼児教育の重要性とその小学校教育へのつながりについての理解を深めることが目的です。


この取り組みは、幼児教育が子どもたちの遊びを通して学びを促進しているにも関わらず、"ただ遊んでいるだけ"という誤解が存在することへの対応として始まりました。


解説資料では、小学1年生で学ぶ教科や特別活動と幼児教育活動の関連性を図解し、小学校教員が幼児期の学びを効果的に取り入れるための授業展開例を提供しています。



これは、幼保小接続の資料としては詳細に作成された初めてのもので、研修やシンポジウムでの活用、各学校での接続期カリキュラム作りの参考資料として役立つことが期待されています。


また、保護者向け動画コンテンツでは、幼稚園教諭や保育士の子どもへの関わり方や小学校教員の声を通じて、幼児教育での遊びがいかに小学校以降の学習や生活の基盤となるかを啓発しています。


この動画は幼児教育の遊びを通じて育まれる資質や能力が、後の学習や生活において重要な役割を果たすことを示しており、幼児期からの教育の連続性とその価値を保護者に伝えることを目的としています。


「教育新聞」記事より抜粋

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